
Let's share International Sign.
IS025
品川区手話言語条例制定5周年記念事業
「手話の世界へようこそ!」 -手話は言語 手話でつながる- 開催!!
|はじめに
2026年7月18日(土) きゅりあん(品川区立総合区民会館 品川区東大井) にて「品川区手話言語条例制定」5周年を記念し、品川区主催のイベントが開催されました。
森澤恭子区長は挨拶の冒頭に手話を交え、会場はとても和やかな雰囲気に包まれました。
品川区は2021年7月に「品川区手話言語条例」を制定しています。
昨年日本で開催された(2025年11月) "デフリンピック" はもちろん、それ以前から手話普及動画の制作、デフスポーツおよびデフアスリートとの交流イベント、手話講習会などを積極的に実施、区民の理解・促進に取り組んでいます。
|イベントに参加して
今回の記念イベントは、2部構成で、前半は森澤区長も参加しデフの方々と「デフスポーツ」をテーマにしたトークセッション、手話クイズ・ミニ教室など。
デフの方も、そうでない方にも分かり易い手話や口話、身振りなどを用い、皆さんとても楽しそうに登壇者と一体となり、ことばのキャッチボールをしていました。
後半は、井崎哲也氏(デフ・俳優) による「私が歩んだ道~素晴らしきサインマイムの世界へ~」と題した講演、サインマイム、参加型ワークショップなど。
ビジュアル(絵など) を用い視覚でも対話、また参加者の中から児童が壇上に呼ばれ、お茶目な手話で会場は温かい雰囲気になりました。
そして、イベントの最後を締め括ったのは、明晴学園(めいせいがくえん) * の6年生児童5人によるパフォーマンス、上下黒色の衣装を纏い手の動きが鮮明になる中、「手話文学 あの名作を手話で表現」と題し、 清少納言『枕草子』を披露、オリジナル手話ポエムもありました。
音声を全く付けず「手話朗読」によって演じられ、文学の世界観に一気に惹き込まれました。
一方、「手話クイズ」パートでは、児童の絵と手話と表情による愛らしい表現にほっこり癒されました。
* 明晴学園は、日本手話と日本語、ろう文化と聴文化によるろう教育を行っている日本で唯一の私立ろう学校です
このろう学校のような教育を受けたいと望む、児童・生徒の方が全国各所に住んでいるのであれば、居住地の壁を越える施策が国によって推進される必要性があるのではないかと思います。
「手話は言語である」という認識のもと、デフの方も、そうでない方も分け隔てなく、"共生" が当たり前の社会になるよう、今後も品川区の「手話を必要とする方が安心して暮らせる地域社会の実現」に向けた施策に期待しています。

|"国際手話" が言語として認められることにも期待
本イベントのなかで、国際手話に触れられる場面もありましたが、基本的に国際手話はInternational Sign (インターナショナル サイン) であり、言語としてはまだ確立されていません。
昨年、日本でデフリンピックが開催されるまでは、諸外国のデフの方が参加する国際会議やスポーツ大会の場で公用語となる国際手話の存在を知らない方が大半だったように感じます。
日本で生活する外国人デフ、旅行や仕事などで来日する外国人デフの方が、必要とする情報を入手し、日本で充実した生活が送れるよう、当社では、国際手話がコミュニケーションツールの1つとして社会に理解されることを目指し、普及・啓発の取り組みを引き続き推進して参ります。
|さいごに
ビジネスパーソンの関心が得られるよう、企業・組織などによる共生社会を育む事業活動の輪を広げ、これら一つひとつの関わりしろが、共生社会の基盤になることを可視化していくことが重要であると考えます。
当社では、引き続き、国際手話の普及・啓発に向け、情報発信をして参ります。
"国際手話" について、何らかのコラボレーションを希望される方、コーディネートおよびコンサルティングについて関心のある方など、随時ご相談を承ります。
ご関心のある方および取材などは、こちらのフォームよりご連絡をお待ちしています。
