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IS016
デフリンピックに向けてまだまだ間に合います "国際手話" の輪を広げよう!!
デフリンピック日本開催は、世界のデフとつながる貴重なチャンス
|"デフリンピック" 開催まであと175日(2025年5月24日時点)
「最近まで、"国際手話" があることを知らなかった」という方は少なくありません。
国際手話に限らず、手話と聞くと、聴覚障がいのある方が使うもの、また障害者福祉分野のことといった認識により、自身にはあまり関係がないと思われる傾向が否めません。
そこで、皆さんが日頃コミュニケーションをとる方法と同じように国際手話を柔軟に捉えてみてはいかがでしょうか。
ご存じのように、世界には様々な言語があります。
母国語(または母語) 以外に話すことのできる言語が必ずしも英語とは限らず、言葉が通じないという経験をした方もいると思います。
以前、本ブログでも記述しましたが、話し言葉と同様に手話も国によって違うため、日本手話(言語) が他国の方に通じないことは珍しくないのです。
ただ、国際手話は前述した英語の例とは異なり、世界のろう者が話すときに欠かせないとても大切なコミュニケーションツールです。
仮に日本手話が分からなくても、国際手話を知っていれば世界のろう者、加えてろう者以外の国際手話を知っている方とも話すことができます。
例えば、外国のろう者に「May I help you? 」 と話しかけるような場面を想像してみると、どんな言語が通じるのか分からないから話しかけるのを諦めてしまうという判断をぜずに、国際手話でコミュニケーションをとることができます。
|デフリンピック日本開催は、世界のデフとつながる貴重なチャンス
今年11月のデフリンピック開催期間の前後を含めて、外国人ろう者が開催地である東京を中心に数千人来日します。
国際手話が使えなくてもホスト国として、コミュニケーションツールであることを理解しておく必要はあると思います。
デフリンピック開催に向け、各地でイベントが実施されていますので参加してみるのも良いですし、大会で応援をするのも選手の皆さんの励みになると思います。
直接、何かサポートをするということだけではなく、自分自身も楽しめる方法で関わりをもつことがモチベーションを維持するうえでも重要です。
障害者福祉分野という枠組みを脱し、"国際手話" は世界の方々とつながり、コミュニケーションをとるためのツールの一つであるというふうに、フレキシブルな発想で捉えてみることをお勧めします。
◎大会についての情報を知りたいときは?
WEBからアクセスできる主なサイトを紹介します。
情報を知りたい方は、 デフリンピック 🔍 で検索
*東京2025デフリンピック 大会情報サイト (https://deaflympics2025-games.jp)
*東京2025デフリンピック 大会ポータルサイト (https://www.deaflympics2025.com/)
*TOKYO FORWARD 2025 (https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/)
TOKYO FORWARD 2025 公式インスタグラム (https://www.instagram.com/tokyo_forward_2025_official/)
当社では、引き続き、国際手話の普及・啓発に向け、情報発信をして参ります。
"国際手話" について、何らかのコラボレーションを希望される方、コーディネートおよびコンサルティングについて関心のある方など、随時ご相談を承ります。
ご関心のある方および取材などは、こちらのフォームよりご連絡をお待ちしています。
◎次回予告
「デフリンピックに向けてまだまだ間に合います"国際手話" の輪を広げよう!!」 について発信を予定しています