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​代表 インタビュー

20th Anniversary

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​田中 ひろみ​

Q. 社名の由来を教えてください?

 

当時、まだイノベーティブな世の中とは言い難く、前例のないことを組織で実施するにはハードルが高いと感じていました。

将来への希望の意味で "フレキシブル" と名付けることは、起業を思い立ったときには決めていました。

⇀「フレキシブル」は、柔軟なサービスの創発、

⇀「エンタプライズ」は、これまでの考え方にないような冒険する気持ちを持ち続けたい

という想いが込められています。

Q. "柔軟な冒険心" に想いを込めたきっかけは?

6歳からガールスカウト* に入団し、当時は規律訓練が多かったものの、野外活動やアイデアを共有しあえるギャザリング、国際交流や障害者との交わり、地域活動も活発で、サバイバルや多様性にも興味を持つようになりました。

これらの実体験がきっかけとなり、「将来、柔らかい思考で、冒険心を持って社会貢献に繋がる仕事ができないかなぁ…」と考えるようになったのではないかと振り返っています。

* ガールスカウトは「自己開発」「人とのまじわり」「自然とともに」の3つをポイントとして活動に取り組みます

▶公式サイト https://www.girlscout.or.jp/

Q. 柔軟なサービスの "創発" とは?

当社は、スモールビジネスのため、一人でできることには限りがあります。ただ、フットワークの良さと親身になってお客様の目的や目標を達成すべく成果へと導くことは強みになっていると思います。

それに加え、状況に応じて様々な方々とコラボレーションすることで、 "創発" つまり、一人ひとりの発想や能力を掛け合わせ、固定観念にとらわれない多様な切り口のサービスが提供できると考えています。

また、サービスを一方向から提供するということではなく、例えば人材戦略は経営戦略と連動させることが重要で、人材開発・育成、人材交流なども大切なファクターです。

コンサルティングや研修をお任せいただいたお客様のビジョン、個人の価値観や潜在能力を活かし、持続的に輝いていただきたいと願っています。そのため、柔軟な考え方や行動が発揮しやすい環境を創るサポートができればと思います。

Q. 普段から "冒険家" なのですか?

個人的には「石橋を叩いて渡る」ことも必要だと思っています。

その分、慎重になりすぎて、機会損失することもありますね。

ガールスカウトのモットーに「BE PREPARED:そなえよつねに」というのがあり、子供の頃から、いつでも自分の真心や技能を地域社会や組織、他者、そして自身の行動に役立てられるよう準備をしておくこと、また災害を未然に防ぐことや発災を最小限に抑えることを意識する習慣が身に付いているのかもしれません。

特にビジネスでは、お客様が主体と考えていますので、安心感や信頼感を育み、より良質なサービスが提供できるよう、慎重さは20年間、そしてこの先も一貫しています。

もちろん、冒険することで実効性が高まるのであれば柔軟に対応していきたいですね。

Q. "防災危機管理アドバイザー" の仕事にも通じているのですか?

そうですね、 "防災危機管理アドバイザー" としての仕事にも影響していると感じます。

災害は、自然災害だけではなく、企業・組織においても様々な外的・内的要因によって生じるものです。したがって、想像力および創造力、洞察力が必要となり、迅速に問題発見し、課題解決策の提案、実行し、検証するまでのプロセスの生産性を高めることが求められます。

企業・組織の研修、大学の授業のなかでも、そのことを意識してグループワークや組織キャンプなどのプログラムを構成するようにしています。

これらの力は防災や危機管理に限定されず、日常業務や生活に活かすことができますので、より身近に感じていただけているのではないかと思います。

Q. 現在、何か "種まき" をしていることはありますか?

オーガニックのように、大切に育てたい "種" はあります。

まだまだ、認知度は高くありませんが、 "国際手話(International Sign:ろう者が国際交流を行う際の公式手話)" を日本でもコミュニケーションツール(一般的な言語)として広く普及させたいと思います。

私自身は、中学生の時に、日本手話を学んだことがあり、ガールスカウトの全国キャンプや就職活動、大学の講義など社会人になってからもごくたまにですが手話を活かす機会がありました。

以前から、国際手話に興味があり、今年、種まきとして自身で学びの機会を得ました。

ご存じの方もいると思いますが、2年後2025年11月に「第25回夏季デフリンピック* (聴覚障害がある方のオリンピック)」 が東京で開催されることが決まっています。ですので、まずはそこを目標に一人でも多くの方が国際手話への理解を深めていただけるような活動の芽を実らせたいと思います。

* 東京2025デフリンピック

大会ポータルサイト▶ https://www.deaflympics2025.com/

Q. 最後に今後の事業の方向性について教えてください?

 

ウェルビーイングを見据え、当社のビジョンでもあります "持続的に人材が活躍できる社会" を目指すべく「社会価値×経済価値×環境価値」に意義を見出せるよう邁進していきたいと考えています。

創立以来20年間、さまざまな形で関わってくださった方々のご縁に感謝いたします。

これからも未知の出会いや出来事へのワクワク感を抱きつつ、創立当初の "柔軟な冒険心" (Flexible Enterprise) を持ち続け、緩やかながら新たなことにもチャレンジし、豊かな社会、地域、人づくりに寄与できればと思います。

*フレキシブル エンタプライズ 代表 田中 ひろみ のインタビューを抜粋し、「"創立20周年" 感謝の気持ち」 特設サイトに掲載

​*無断での転用・複写は禁止しておりますことご了承ください

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